ある雨の日、ロシアの片田舎で科学者が自分の息子の頭脳の改造をしていました。
「やったぞ、息子の使われない脳の一部を改造によって使われるようになったぴよ。」
その時、玄関のドアが開いて妻のエピカ・ウィスピーが中に入ってきた。
「あなた。何てことをしたの。よりによって自分の息子の脳を改造するなんて…。」
「聞いてくれ、エピカ。とうとう脳の使われない部分を改造によって使われるようになったぴよ。」
「そんなこと、何の意味があるの。ありのままがいいのに。」
とピヨンを抱いて玄関から出ようとしていた。
「まて、ピヨンを連れて何処に連れて行こうとするぴよ?」
「警察よ。こんなことは間違っているぴよ。貴方はもうおしまいよ。ひよこなのに、体が黒くなっていってるぴよ。息子を実験材料にする父親がいるって通報するぴよ。」
「そんなことはさせない。」
と言い、エピカを襲ってきた。気が付いたら妻のエピカが頭から血を流して床に倒れていた。
「俺は何という事をしたのだ。」
と呆然とした。その時、
『パパ』
と頭に響く声がした。
「ピヨンか。」
『どうしてママを殺したの。許さないぴよ』
と頭に響いた瞬間、体に猛烈な痛みが走った。そして、あちこち体に傷がついた。
『痛いだろうね。でも神経の近くに傷つけたから猛烈に痛いだろうね。これは罰だよ、パパ』
その時玄関の扉が開いた。二羽の黒いカラスが入ってきた。
「ピヨ・ウィスピー博士ですカー。』
「そうじゃが、あんたたちは」
「我々は黒い幽霊団のエージェントですカー。貴方を迎えにきましたカー。どのみち、もうここにいられないでしょうカー。それにその体の無数の傷はどうされたのでしょうかー。」
ウィスピー博士は一言喋ろうとした瞬間
『パパ、余計な事を喋ると許さないよ』
という声が頭に響いてきた。こうして黒い幽霊団の基地に博士と連れて来られたピヨンと博士であった。ピヨ博士の体の色はカラスの色に近づいていて基に戻れないと思った。
そして、黒い幽霊団を何とかしないといけないと思ったのだ。
基地でピヨザック・ギルモア博士に会ったピヨンは。ギルモア博士の体がまだ黄色のままだと確認し、まだ間に合うと思い。自分の考えを話した。それは、ピヨボーグ達を集めたあと基地を脱出する。という事であった。
そしてピヨボーグぴよぴよ1が誕生した。こうして長い話が始まる…。
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