ニューヨークのとある場所で今日も、ブルローズ団とブラックシャーク団が抗争に明け暮れていた。
「おい。ピヨット。ブラックシャーク団のやつらぴよ」
「へい、ユー。さっさと故郷へ帰れぴよ。」
とブルローズ団の一人が相手方に向けて唾を吐いた。
「なんだと。」
「やるかぴょ」
と喧嘩を始めたが、ピヨットの持っていたナイフが相手方を誤って刺してしまった。
「逃げろ」
という声で集まったひよこ達が方々に散って逃げて行った。
ピヨットは、単独で逃げているとその前に二匹のカラスが現れた。
「我らは君の味方だかー。私たちについてくるといい」
といってピヨットを先導してある人気のない所に連れて行った。
「俺をこんな所に連れてきてどうするつもりだ?あんたたちは警察の回し者か?」
「いや、我らはブラックゴースト団だ。我らは君を招待して仲間にしようと思っているカー。ピヨボーグ手術を受けてもらおうカー」
「嫌だ、俺はピヨボーグになりたくないぴよ」
と言い黒い幽霊団のカラスに襲い掛かる。逃げる二羽のカラス
「早く、こいつを何とかしろカー。パラライザーを撃てカー」
パラライザーを撃たれ、気絶をするピヨットであった。
ピヨットは改造されピヨボーグにされた。
ピヨットが目を覚ますとそこに二羽のひよこがいた。頭の中に声が響く
「初めまして、ピヨット。いやぴよぴよ2。」
「どこにいるんだぴよ」
「ここいるよ。」
とひと際小さいひよこが喋る。
「えっ、小さいやつだなぴよ」
「失礼だねぴよ。僕の名前はピヨン・ウィスピー、ぴよぴよ1だぴよ。そして、こちらは君を改造したピヨザック・ギルモア博士ぴよ」
「お前か、俺をこんな体にしたのはぴよ」
とギルモア博士に襲い掛かろうとした。
「まて、ぴよぴよ2。博士は気に病んでいるんだ。君を改造したことを。それよりも今からいう事を聞いて欲しい。僕らはブラックゴーストに反旗を翻して、倒すつもりでいる。君にも仲間になって欲しい」
「納得いかないが解ったぴよ。俺はどうしたら良い?」
隣で話を聞いていたギルモア博士が喋りだす。
「君をそんな体にしたのは悪かったと思っている。しかし、仲間が欲しい。仲間が集まるまで、とりあえず奴らのいう事を聞いて欲しい。とりあえずはテストだ。」
「解った。ではその時までテストを受けていう事聞くぴよ」
ぴよぴよ2は性能テストを受けた。そして脱走を決行するその時まで待っていた。
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